相手の所属先を尊重すること
みなさまこんにちは。伊藤です。
今回のテーマは「相手の所属先を尊重すること」です。
私の事例を用いながらご説明していきます。
私は大学でアダム・スミスを研究するゼミに所属しています。それをとある学外の先輩に言ったら、「スミス、面白くないですよね」と言われてしまいました。。
私はそのゼミの教授の人間性、『道徳感情論』の面白さに魅かれてそのゼミに入ったのに、それを一蹴してしまう一言(正確には二回言われた)。さすがの私(?)も結構落ち込みました。
相手の所属先を「落としてしまう」のは、とても危険です。人は何かしらの目的をもって組織に入るものです。そういった事情を考慮せず、自分の感情に任せて言葉を発してしまうのは。傷つけます。自分がその組織にいることを否定されることで、自分自身も否定されてしまう感覚を覚えます。
時には、危ない組織に所属している友人に忠告するために、危うさを警告することはあるかもしれません。しかしこれは仲が良くなった段階で行わないと逆効果になるかもしれません。スミス嫌いの先輩には初対面でそれを言われました。
仲が良くなってから、深い話をしたいものです。
本日はここまでにします。お読みいただきありがとうございました。次回のテーマは「会議での優しさ」です。乞うご期待!
【本日の振り返り】
・相手の所属先を悪く言うべからず。究極的には自分が否定された気になる。